お菓子の本の前は、全くジャンル違いの本にハマるっていた
こんにちは。
ライターの篠田すみれです。
今日は、お菓子の本の前に全く脈絡のないジャンルの本にハマっていた話です。
そのジャンルはミステリです。
私はMASTERキートンが好きだったので、
why done it
誰が何のためにという話が大好きです。
この時はまったのは森博嗣ですね。
書店でS&M(犀川と萌絵)シリーズが並べて平積されており、メタリックなところがある硬質なイメージの装丁と、タイトルが良かったんですよね〜。
などなど。
私が20歳くらいの時なので、
後2年早く読んでいたら、名大を受けていた…!
というくらい好きでした。
私は実家があまり裕福ではないこともあって専門学校へ行ったのですが、2年早く読んでいたら、推薦でも奨学金でも何でも使ってでも行く!という執念が燃えていたところです。
私は森博嗣に出会うのが遅かったことが人生で本当にタイミングがずれていたな……と、思うことの1つです。
私が森博嗣にはまっているのをみて、1年後に同じ部屋に引っ越してきた妹は、清涼院流水にはまっていました。
清涼院流水は、うん、すごい冒険作というか、講談社がまだお金に余裕がある頃だな…と思います。
(今って結構すぐ打ち切りのイメージがあるので)
森博嗣はストーリーの面白さ、トリックとかでなく、私はキャラクターが好きだったんですよね。
犀川先生のこだわりとか、萌絵の奇抜なメイクとか…。
私は最初は調理師として仕事をしましたが、後々に転職で全くの異業種、パソコンを使った仕事に就いたのも、この本の影響なんです。
「rootって何だろう」
「いつか冷たい密室と博士たちに書いてあることが無理なくわかるようになりたい」
->エンジニアへ!
です。
この本があったので、通信でホームページの作り方を学んで手打ちでサイトを作ったりしましたね…。
なので、Wordpressを触るのに抵抗が全くありません。私が2000年代に、早めにパソコンに触るきっかけになった本ですね。