身近にある危機-熊とお墓まいり-
こんにちは。
ライターの篠田すみれです。
今日は、田舎あるあるの、熊が出るについてお話ししたいと思います。
私の田舎は、山の近くに墓地があります。
通称墓地公園です。
別に講演はありません。
ネーミングが謎ですね……。
さて、この墓地公園、山の中と言うほどでもなく、かといって平地でもない、山の裾野のほうにあります。
実は視線を上げるとお墓が見える感じですね。
祖父母のお墓がそこにあるのです。
ある日、実家の母と話していたときのこと。
確か、墓地公園の大きな柿の木があると言う話が出たのです。
あれを切って欲しい、と母は言いました。
私は、
墓地公園で育った柿って、なんか、食べる気しないよな……と思いました。
他に、食べたいと言う人もいないだろうと思ったのです。
田舎なので、柿を植えている人は多いからです。
牡蠣食べ切れない柿はよく庭谷道に落ちて潰れているのを見かけました。
あまり見栄えも良くないですよね。
そんなことを考えながら聞いていると、
母は言うのでした。
「あんなところに柿があったら、熊が寄ってくる」
「熊?」
熊が出るなんて初耳です。
私の中では、熊と言うのは、もっと山奥にいるイメージだったんですよね。
うちの祖父が山を持っており、小さい頃の私は、山に行きたいとせがみました。
しかし、1度も連れてってはもらえませんでした。
祖父が、
「山は危ない。熊が出るだ」
とは言っていました。
しかし、実際に熊を見たと言うような話をつい時がなかったのです。
本当にいるかいるのかな位思っていたのです。
しかし母はまた言いました。
「親戚の山田のおばさんが、熊に襲われて肩を怪我した子その際に崖から落ちたんだよ」
「崖?」
「そうだよ、あんた知らなかったの?」
墓地公園は、崖っぷちにはないので多分家家といっても山のなだらかな斜面のことだと思います。
県名+熊で検索をしたところ、年に200間弱位の目撃情報がありました。
近くの県名4日の件名にしても結構出てきます。
この間は北海道の街中に熊が出てきましたし、結構身近な生き物なんだな……と認識が改まりました。
皆さんも山の近くに行く時はお気をつけください。
熊は確か時速40キロ位で走れたはずです。運動神経めっちゃ良いですね…… 。